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【ビジネス解読】海の次は空の覇権か? 習近平主席悲願の航空大国に爆走する中国 なりふり構わぬ開発姿勢に危険な匂いも…

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【ビジネス解読】
海の次は空の覇権か? 習近平主席悲願の航空大国に爆走する中国 なりふり構わぬ開発姿勢に危険な匂いも…

商用飛行が始まった中国初の国産旅客機「ARJ21」をバックに写真を撮る客室乗務員。乗り心地は「快適」とPRに躍起だが、同国以外での就航予定はない(新華社=共同) 商用飛行が始まった中国初の国産旅客機「ARJ21」をバックに写真を撮る客室乗務員。乗り心地は「快適」とPRに躍起だが、同国以外での就航予定はない(新華社=共同)

 中国が航空機産業を急ピッチに拡大させている。8月末、習近平国家主席の悲願である“航空強国”実現に向けたPRを矢継ぎ早に展開。6月に就航した初の国産旅客機「ARJ21」が好評であるほか、国産の航空エンジンを開発する巨大企業が設立されたことをアナウンス。ステルス戦闘機「J20」が実戦へ向け配備が始まったこともアピールした。なお三菱リージョナルジェット(MRJ)開発など日本の航空技術に優位にあるとみられるが、中国による開発態勢整備の“爆速”ぶりは脅威となりそうだ。

乗り心地「快適」も、なお世界に通用せず

 「とても広くて、それに静か。快適だ。この飛行機の未来は輝かしい」

 6月28日に中国国内で商業飛行に就いた同国初の国産旅客機ARJ21について、開発した中国商用飛機(COMAC)がソーシャルメディアを通じ、8月末に就航から2カ月の現状をリポート。乗客がその乗り心地を礼賛するとともに、開発者らの自信みなぎるコメントを披露した。また、2カ月で52回フライトし、2855人が搭乗。平均搭乗率が9割を超えるとのデータも公表し、極めて順調に推移していることを強調した。

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