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【小池百合子知事定例会見録】「シン・ゴジラの庵野監督に、電線をゴジラが取るのはやめてと言ったら…」

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【小池百合子知事定例会見録】
「シン・ゴジラの庵野監督に、電線をゴジラが取るのはやめてと言ったら…」

記者会見する小池百合子知事 記者会見する小池百合子知事

 --豊洲市場を改修するということはあるのか

 「これはまさしく専門性の部分だと思いますので、プロジェクトチームにお任せをしていきたいと、このように思っております。基本的には、繁忙期である年末年始を過ぎて、1月に9回目のモニタリングの結果が出てくると。そこから改めて、その上で、そこに至るまでにさまざまなチェック、建物であるとか耐震性も含めて、水の問題、海水が使えないうんぬんの話もございます。そういったことについて、あと、ターレーというのが、ピンカーブで曲がれるのかどうかといった話も出てきているわけでございますけれども、実際にあそこで曲がってみて、大丈夫なのかどうかとかチェックすればいいと思うのです」

 「ですから、そういった具体的な話こそ先にやっておくべきだなと思います。改修が必要であるならば、改修すべきでしょうし、それにどれぐらい日数がかかるかのかというのは、まさしく専門家の方々からご意見を頂戴するということになろうと思います。そもそも30年間、40年間、話をしてきたと。そして、ようやく決まったのだということがございますけれども、私も四半世紀近く国会におりますけれども、やはり日本国内でずっと議論をしていると、そちらの結論が出るまでに随分時間がかかっている間に、世界が変わっているのです。流通も変わっているのです。物流も変わっているのです」

 「そういったことを、この30年間の延長の中で決めていいのかというのは、私は若干疑問がございまして、だからこそ新しい豊洲の市場、これだけのお金をかけてやってきたのであるならば、本当の意味で使い勝手であるとか、将来性であるとか、そういったことを本当は考えなくてはいけなくて、ただこれまでの延長線でやってくるというのでは、古いビジネスモデルをただ莫大(ばくだい)なお金を使って、そして、それを、『はい、使ってください』というのでは、私は現実のビジネスを知らない世界ではないかと」

 「民間だったら、これはあり得ないと思います。もっと使ってくださるお客さまに配慮したり。もちろん法律が変わりました。衛生管理についての法律が1930年頃の時代と、今は全く違います。HACCPであるとか、もういろいろな厳しい管理があるわけです。ですけれども、もう少しfuture looking(未来志向)にしておかないと、これまでの延長線でただお金かけましたから、『はい、すばらしいです』というのだけではない。つまり、ここは食の安全性とは全くカテゴリーが別ですけれども、そういったことを本来考えるのが行政の役割ではないのかなと思います」

 --築地市場の移転延期で、業者に補償はする考えはあるか

 「例えば、冷蔵庫を買いました、大変なお金はかかりましたと。ただ、それはその後、豊洲の安全性というのが確認をされたならば使えるわけです。ただ、その間のリース代がかかるというような話で、一つひとつ精査していく必要があろうかと思います。それは、ですから、極めてロジカルな話になっていくかと思いますので、まさしく専門の分野に入っていくと思います。しかしながら、これについては、東京都として延期をするわけでございますので、その点については検討させていただきますということを前回も申し上げたところでございます」

 --(豊洲市場で地下水汚染の有無について)これまでの7回の都の調査で基準を下回っていても安全だとは言えないと知事が思った理由は?

 「やはり2年間で見ていくということが元々決めていたわけでございますので、途中で自然由来のヒ素の関係ででも、これは法律の対象にしなくていいというような経過があったとしても、私はあくまでも食の問題というのは大切にしていきたいと、このように思っております。ましてやオリンピック道路を建設するためには、11月7日だという、それで、むしろ市場は、『よし、協力しよう』という話になったという話もあるようでございますけれども、でも、それはやはり本末転倒だと思っております」

 「今回の座長をお務めいただく小島敏郎さんは、長年、水俣の対策に当たってきた方でございます。環境庁というのは、まさしく水俣、そして、四日市の公害問題でできた役所でございます。そして、それによって長年苦しんできた方々がおられ、そして、訴訟が行われ、時には役所の方で自殺する方が出られ、ずっとそういう歴史を重ねてきて、そして、そのことを科学的に説明など、ずっとしなければならない、そういう責任を負ってこられた方であり、私も一時期ではございますけれども、その環境大臣を務めたということであります」

 「ですから、そういった問題というのはとてもセンシティブであって、そして、築地というのが世界ブランドで、そして、築地の安全の、築地が、いろいろ課題も、今もございますけれども、しかし、ブランド力というのは大変強いものがあって、それが、新しいブランドを新しい豊洲市場に持っていくためには、やはり最初から見切り発車というような形にはしない方がいいと、急がば回れだと考えております」

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