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【水内茂幸の野党ウオッチ】選挙でSEALDsを錦の御旗のように利用した民共両党は、解散会見での彼らの“総括”をどう聞いたのか?

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【水内茂幸の野党ウオッチ】
選挙でSEALDsを錦の御旗のように利用した民共両党は、解散会見での彼らの“総括”をどう聞いたのか?

 解散にあたり記者会見する、若者グループ「SEALDs」の奥田愛基さん(左端)ら=8月6日、国会  解散にあたり記者会見する、若者グループ「SEALDs」の奥田愛基さん(左端)ら=8月6日、国会

 これを徹底的に利用したのが民進党や共産党だ。民進党は3月の結党大会にシールズ創設メンバーの奥田愛基氏を招いたほか、6月には党のホームページに岡田克也代表と奥田氏の対談を掲載。共産党も機関紙「しんぶん赤旗」で、シールズの一挙手一投足を連日詳報した。参院選では、野党統一候補の決起集会などに、シールズのメンバーが「安保関連法に反対するママの会」などとともに登場。「普通の人が手弁当で応援している」(共産党関係者)雰囲気の演出に一役買った。勝敗を分けるとされた無党派層の支持獲得の狙いがあったとみられる。

 ただし選挙のふたをあけてみれば、彼らの言動が期待したほど同世代の支持を集めたとは言い切れない。共同通信の出口調査では、18、19歳の比例代表の投票先は自民党が40・0%、20代は43・2%といずれも最多。両世代とも、共闘した野党4党を合計した数字より、自民が10ポイント近くも上回った。シールズは選挙戦で「安倍晋三政権打倒」を訴えたが、若者の多くは安倍政権を支持したといえる。

 シールズはデモで「誰も殺すな」「自衛隊員の命を守れ」などと訴えた。ただ、北朝鮮の核・ミサイル開発や軍事力強化を背景にした中国の海洋進出など、現実的な脅威に対する処方箋を具体的には示さなかった。

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