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【iRONNA発】リオ五輪の鳴りやまないブーイングと高まるフラストレーション 仲野博文(ジャーナリスト)

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【iRONNA発】
リオ五輪の鳴りやまないブーイングと高まるフラストレーション 仲野博文(ジャーナリスト)

開会式で入場行進する福原愛(手前中央左)と伊藤美誠(同右)ら=5日、リオデジャネイロ(共同) 開会式で入場行進する福原愛(手前中央左)と伊藤美誠(同右)ら=5日、リオデジャネイロ(共同)

 五輪が開幕してまだ6日。ブーイングの洗礼を受けたアスリートはすでに何人もおり、それぞれの国籍はバラバラだ。ブーイングを発したのはブラジル人だけではないが、少なくともその多くはブラジル人だと考えられている。開会式ではアルゼンチンの選手団がさっそくブラジル人の観客からブーイングを受けた。理由はシンプルで、ブラジルとアルゼンチンはフットボールを含めた多くの分野でライバル関係にあるからだ(余談になるが、ブラジル対アルゼンチンの試合が行われると、南米のほとんどの国はブラジルを応援する)。

 女子の競泳では、禁止薬物の使用で16カ月間に及ぶ出場停止処分を受けていたロシアのユリア・エフィモワが、女子100メートル平泳ぎで決勝に進出。しかし、スタート台に上がった瞬間に会場から凄まじいブーイングが沸き起こった。エフィモアは銀メダルを獲得している。男子テニスでは、ドイツのダスティン・ブラウンがブラジルのトーマス・ベルッチと対戦した際にかかとを負傷してコートに倒れこむ一幕があった。倒れこんだブラウンにブーイングが発せられ、ブラウンが病院に向かうためコートを離れる際には歓声が起こるという後味の悪いシーンもあった。女子サッカーのアメリカ代表ゴールキーパーのホープ・ソロは五輪前にブラジルのジカ熱に対する懸念をSNS上で表明していたが、開会式に先立って行われたグループリーグのニュージーランド戦では、ボールに触れるたびにスタジアムの観客は「ジカ!」とチャントを繰り返した。

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