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【小池知事定例会見録】「わが国が主体となって判断をするもの」韓国人学校・都有地貸与の白紙を問題視する質問を牽制

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【小池知事定例会見録】
「わが国が主体となって判断をするもの」韓国人学校・都有地貸与の白紙を問題視する質問を牽制

定例記者会見に臨む小池百合子都知事=5日午後、東京都新宿区・都庁(納冨康撮影) 定例記者会見に臨む小池百合子都知事=5日午後、東京都新宿区・都庁(納冨康撮影)

  --知事は「ガラスの天井を突き破る」を体現している。国政でも蓮舫さんが野党代表選に立候補する見通しだが

 「私は『グラスシーリング』という言葉をヒラリー(・クリントン)さんがお使いになって、この言葉はよくアメリカなどでも世界でも使われる言葉。つまり、女性がこう頭を出そうとすると、ゴツンとぶつかるのがガラスの天井ということでございますが、かつてはそれを問われたときに私は、『アイアンシーリング』と。『ガラスどころか、鉄鋼だ』と申し上げたことがございます」

 「実際にはそれはございますが、それは打ち破っていかなければ、次に続く人が出てこないと思っております。ですから、一番私自身、初の女性何たらかんたらというのが付くことが多いのですけれども、満身創痍になっても、その後、優秀な方々が、少しおこがましい言い方かもしれませんけれども、たくさん出てくだされば、この日本ももっと、別の意味で活性化されるのではないだろうかと思っております」

 「よって、世界的に見れば、当たり前のことがようやく起こっているということでございますので、民進党の代表選においても頑張っていただきたいと思っております」

 --舛添氏の長期ビジョンで、具体的に継続してもいいというものは

 「私は、舛添知事のときに出された長期ビジョンについては評価をいたしております。というか、東京が抱えている課題というのは、もう誰が何をやっても、基本的に同じ項目が並ぶのだろうと思います」

 「それを今回は、2020年という、長期でいつまでやるのみたいな話ではなくて、2020年の東京オリンピック・パラリンピックというのを一つの区切りに、もう一度、第1段階のデッドラインを設定することによって、より可及的速やかになすべきことと、それから、その後の2020年以降の、つまり、東京オリンピック・パラリンピック以降の東京という姿と、やはりアジェンダは、喫緊性というか、緊急性によって変わってくるものだと思います」

 「ですから、長期ビジョンをベースにしながらも、2020年というスケジュールを決めることによって、より緊急性、そして、さらには、その後をにらんだ政策が描けるのではないかということでありまして、ある意味、重なると言っても過言ではないと思います。どの課題も、政策も、全て重要と言えば重要になってしまうのですが、2020年というこの時限を明確にすることによって、より緊急性というのがあぶり出されていくという考え方でございます」

 「待機児童などは、まさしくその一つの例でございますし、それから、首都直下型地震、防災という観点もそうでございます。それらのことの優先権を決めながら、それを予算配分も等しく、それに、優先権とともに決めていくという、そのような作業をしてまいりたいと思っております」

 --区長会は児童相談所の23区への移管というのを求めていたが知事の考えは

 「児童相談所への相談件数は、おっしゃるとおり大変増えております。逆に言えば、相談しやすくなったということも言えるのではないだろうかと、このようにも思うわけでございます」

 「一方で、実際にそういった案件が増えていることについては、非常に残念に思うところでございます。要は、やはり受け止めるところが多くなれば、相談をすることによって問題が解決するという、そちらに近づくのであるならば、児童相談所の役割は果たしているのではないかと思います」

 「23区の区長会で大変熱心に移管の問題、移管というのはお金もつながるわけでございますので、ご要望が出ているということは伺っております。また、23区ひとまとめといっても、それぞれ濃淡がございますので、そのあたりは、まさしくそれぞれに必要なところ、それをお伺いしながら、23区まとめてというよりは、それぞれのオーダーメードの形がよろしいのではないかとも思っております」

 「いずれにしましても、今日、23区長会としては初めてお会いいたしますので、その点についてもこれから双方向で連携をとらせていただければと思っております」

 --今まで東京都で無電柱化があまり進まなかった。どう進めていくのか。

 「ありがとうございます。無電柱化は私自身、『無電柱革命』という本まで書いているところで、是非お読みいただきたいと思います」

 「なぜ進んでいないかというのは幾つかございますが、第1に、国民の、都民の皆様方の意識があまり電柱には行っていない。当たり前だからです。当たり前過ぎて皆さんが認識されていないというのが1点」

 「2つ目には、今、何も困っていない、これ、意識と同じなのですけれども、何もそれで困っていないという意識がないために、ということだと思います」

 「3つ目、やはりコストが高いということです。これまでのいろいろなコスト計算ですと、電柱にした場合と無電柱化した場合とでは、10倍から22倍するということでございまして、費用が高過ぎるのではないかということでございますが、競争のない世界でございますので、イノベーションがあまり行われていなかったというのが1点」

 「それから、2つ目には、非常に奥深くに地中化も、電線、通信線、かなり奥深く埋めなければならないというようなこれまでの政令等、政令というか、電力会社が持っている規則なのですけれど、それでかなり深く埋めなければならなかった。それから、トランスについてもほとんど競争が働きませんので、大きいそのままであったということで、うちの前に置くなという反対になるということであります」

 「この2つがあるということは、要は意識を変えるということ。電柱をなくすことによって、自転車であるとか、ベビーバギー、シニアカーなど、うんと通りやすくなるというのが1点。それから、熊本のときもそうでしたし、東日本大震災のときもそうでしたし、阪神大震災もそうですけれど、電柱が倒れることによって、結局、緊急物資輸送路の確保と言っているけれども、電柱が倒れたら、結局そこは通れなくなるのです。これが現実なのです。ということで、景観の観点よりも防災の観点で私はずっと申し上げて、阪神大震災の経験者でございますので、それで申し上げて。だから、意識を変えましょうというのが1点」

 「3つ目のコストでありますけれども、国土交通省、経済産業省ほか関連の省庁で、つくばの実験場で、どれぐらい深く埋めなければならないかという実験をいたしました。そうすると、これまで80センチの深さだったのが25センチでいいという話になりまして、かつ電線と通信線と離さなければいけないと言っていたのですが、これは、一緒でもいいと、管を通せばということなのです。ということで、かなりコスト削減ができるという話になります。それによって工事期間が短縮されるという話にもなります」

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