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【高橋昌之のとっておき】共産党に浸食される民進党にはもはや「政権交代」を語る資格はない 野党第一党が「何でも反対」でよいのか?

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【高橋昌之のとっておき】
共産党に浸食される民進党にはもはや「政権交代」を語る資格はない 野党第一党が「何でも反対」でよいのか?

参院選の開票状況を見守りながら、インタビューを受ける民進党の岡田克也代表=7月10日、東京・永田町の民進党本部(大西史朗撮影) 参院選の開票状況を見守りながら、インタビューを受ける民進党の岡田克也代表=7月10日、東京・永田町の民進党本部(大西史朗撮影)

 10日に投開票された参院選は、自民、公明の与党が改選議席(120)の過半数を大きく上回る70議席を獲得し、圧勝しました。野党第1党の民進党は旧民主党時代の前回平成25年ほどの惨敗ではなかったものの、改選数を11も下回る32議席にとどまりました。この結果、安倍晋三政権の基盤はさらに強化されることになりましたが、問題は野党の今後の行方です。私は民進党が共産党との選挙協力で失ったものは議席以上に大きいと考えているので、今回はそれをテーマに書きたいと思います。

 野党側は今回の参院選の32の1人区すべてで、民進、共産、社民、生活の4党が候補者を一本化しました。ほとんどは共産党が候補者を擁立しないことで成立したもので、結果は11の選挙区で自民党候補を破りました。候補者を一本化していなければ勝てた選挙区はもっと少なかったと想定されるので、「一定の成果はあった」という見方をする人もいるでしょう。

 しかし、果たしてそうでしょうか。当選した候補者のうち民進党公認は7人ですが、共産党支持者の票の上積みがあって勝利できたわけですから、今後の政治活動は同党に配慮せざるをえなくなります。民進党自体もこれを「成果」と評価すれば、今後も共産党に引きずられるように選挙協力をしていくことになるでしょう。

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