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【月刊正論】NHKよ、「中国軍艦は絶対来ない」はずではなかったのか? 本間一誠(メディア報道研究政策センター理事)

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【月刊正論】
NHKよ、「中国軍艦は絶対来ない」はずではなかったのか? 本間一誠(メディア報道研究政策センター理事)

接続水域に侵入した中国艦艇と同型のジャンカイI級フリゲート艦(防衛省提供) 接続水域に侵入した中国艦艇と同型のジャンカイI級フリゲート艦(防衛省提供)

※この記事は月刊正論8月号から転載しました。ご購入はこちらへ。

NHKの防諜機能はどうなつてゐるのか

 6月9日未明、初めて中国海軍のフリゲート艦が尖閣諸島の接続水域に入つた。6月15日未明には中国海軍情報収集艦が鹿児島県口永良部島沖の領海に侵入し、更に同日午後2時過ぎ、「海警」3隻が尖閣周辺領海に侵入した。また16日午後3時過ぎには同じ情報収集艦が沖縄県北大東島の接続水域を航行した。中国当局は諸般の状況を冷徹に計算し、今こそ好機と判断したに違ひない。

 東シナ海情勢は一気に厳しい段階に入つた。尖閣は「核心的利益」と言つてゐる以上、日本領土奪取への行動をエスカレートさせてゆくことは目に見えてゐる。「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」日本人に、避けられない現実が突きつけられた。憲法前文のこの途方もない欺瞞に、恰も引導を渡すかのやうに。

 日本人が今後まだこの古証文にしがみつくなら、それは国家民族の自滅行為だと言ふしかない。今般の中国軍艦出動を以て、敗戦利得が許された時代は完全に終つた。

 作家、ジャーナリスト・山村明義氏の著書「GHQの日本洗脳」(光文社刊)の第四章「『調教』されたメディア」には次の一節があり、かねてNHKの番組制作に感じ続けてゐたことが的確に表現されてゐる。

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