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【政界徒然草】舛添前知事の辞職は身から出たサビ…自民・谷垣幹事長はゴーマン男に受けた屈辱の言葉をなお忘れていなかった

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【政界徒然草】
舛添前知事の辞職は身から出たサビ…自民・谷垣幹事長はゴーマン男に受けた屈辱の言葉をなお忘れていなかった

知事退任の挨拶を終え、都議会の本会議場をあとにする舛添要一都知事=6月15日、東京都庁(松本健吾撮影) 知事退任の挨拶を終え、都議会の本会議場をあとにする舛添要一都知事=6月15日、東京都庁(松本健吾撮影)

 政治資金「公私混同」疑惑の責任を取り、ようやく辞任した舛添要一東京都前都知事。これまで自民党内で終始厳しい態度をとり続けたのが、谷垣禎一幹事長だった。6年前に舛添氏が自民党を離党する際、当時の自民党総裁だった谷垣氏に投げた「瞑想中」という言葉が、いまも怒りとして消えていないのだという。その経緯を振り返ると、なぜ今回舛添氏が孤立無援になったのか、理由の一端がみえてくる。

 時計の針を平成22年4月に戻そう。当時、野党・自民党の総裁だった谷垣氏は、党の建て直しに奔走していた。にもかかわらず、「自民党の歴史的役割は終わった」と、泥舟から逃げるかのように離党しようとしていたのが舛添氏だった。

 当時の世論調査では「首相にふさわしい人」のトップに名前が挙がっていた。「自分が自民党総裁になるなら党に残ってもいい」などと豪語し、谷垣氏の足元を見るような言動を重ねていた。

 そんな舛添氏に、谷垣氏は党の要職を用意し、慰留しようとした。ただ、谷垣氏側が会談を持ちかけても舛添氏サイドは無視。業を煮やした谷垣氏が直接舛添氏の事務所に電話をかけると、秘書は若干の間を置いた後、信じられない言葉を口にしたという。

 「舛添本人は、瞑想中なので会えません」

 谷垣氏はこの返答に激怒。舛添氏が4月22日に離党届を提出すると、将来復党できるよう、寛大な措置を求める一部意見を押し切り、党紀委員会で多数決を取ってまで除名処分に追い込んだ。

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