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【阿比留瑠比の極言御免】遅きに失した舛添知事辞職 それでも菅元首相よりまだまし

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【阿比留瑠比の極言御免】
遅きに失した舛添知事辞職 それでも菅元首相よりまだまし

インタビューに答える菅直人元首相=衆議院会館【撮影日:2016年4月20日】 インタビューに答える菅直人元首相=衆議院会館【撮影日:2016年4月20日】

 政治家の出処進退は難しい。情勢を見切り、潔く職を辞すと無責任な投げ出しと批判され、粘りすぎると地位に恋々としてしがみついていると嘲笑される。東京都の舛添要一知事が政治資金「公私混同」問題をめぐって火だるまとなり、15日に辞職願を出したのを見て、改めてそう思った。

 それと同時にちょうど5年前、鳩山由紀夫前首相(当時)と交わした「平成23年度第2次補正予算案の編成のめどが立った暁には身を捨てる(首相の座から降りる)」との約束をあっさりほごにし、鳩山氏から「ペテン師」呼ばわりされた菅直人首相(同)を連想した。

 菅氏はこのとき、あえて退陣をほのめかすことで、内閣不信任決議案に身内である民主党(現・民進党)議員が造反して賛成する芽を摘んだ。そしていざ不信任案が否決されると、党執行部らに辞職を迫られながらもさらに約3カ月もそのまま居座り、国政を混乱させ続けたのである。

 「散りぬべき 時知りてこそ 世の中の 花も花なれ 人も人なれ」

 筆者は当時、産経紙面で菅氏にこの明智光秀の娘、細川ガラシャの辞世の句を贈り、「一刻も早い退場を」とお願いした。これは、細川護煕元首相や小泉純一郎元首相も、退陣の際に引用した句でもある。

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