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【久保田るり子の朝鮮半島ウオッチ】核を抱いて孤立の道へ 世界の嘲笑受け36年ぶりの党大会は閉幕 金正恩委員長の寂しき未来を透視すると…

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【久保田るり子の朝鮮半島ウオッチ】
核を抱いて孤立の道へ 世界の嘲笑受け36年ぶりの党大会は閉幕 金正恩委員長の寂しき未来を透視すると…

5月7日、北朝鮮の朝鮮労働党大会2日目で、報告を行う金正恩第1書記(朝鮮中央通信=共同) 5月7日、北朝鮮の朝鮮労働党大会2日目で、報告を行う金正恩第1書記(朝鮮中央通信=共同)

 核保有国を喧伝した金正恩氏の“世界デビュー”は、身勝手な主張への世界中からの批判と嘲笑の中で終了した。経済計画に具体性はなく政治路線も従来の追認のみ、新人事にも手を付けられなかった。金正恩氏の「朝鮮労働党委員長」の新しい肩書のためだけの壮大な無駄遣いの政治ショーだった党大会。世界は“核兵器を抱いた北朝鮮”を再確認、今後、金正恩体制のさらなる孤立が確実だ。周辺国は北朝鮮の最終ラウンドに向けた準備を始めているようだ。

「共産国家に委員長はいない」

 党大会で唯一のニュースは金正恩氏の権威付け、偶像化に創作された新しいポスト「朝鮮労働党委員長」の肩書だったが、専門家からは早くも「意味不明だ」との声が聞かれる。

 「共産国家に党委員長などない。無理矢理つくった意味のない肩書だ」(北朝鮮問題の第一人者、康仁徳・韓国元統一相)

 共産党の最高位は旧ソ連であれば党書記長、第1書記、中国であれば党総書記、主席である。党の指導組織である党中央委員会の委員長職は中国式で、金正恩氏の祖父、金日成主席は1949年から69年まで同委員長だった。だが、ただの党委員長というのは前代未聞の職制だ。

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