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【久保田るり子の朝鮮半島ウオッチ】総選挙でボロボロの朴槿恵大統領は政権末期お決まりのポピュリズムに走るのか?

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【久保田るり子の朝鮮半島ウオッチ】
総選挙でボロボロの朴槿恵大統領は政権末期お決まりのポピュリズムに走るのか?

 朴槿恵政権の信任投票だった韓国総選挙。与党惨敗で選挙後の朴槿恵氏は批判の雨あられにさらされた。韓国メデイアは「大統領の独善」「傲慢」「不通(コミュニケーション不足)」をあげつらって痛烈な批評を展開。ついに朴氏は4月末、大統領府に韓国マスコミ幹部を大勢招いて「民意を踏まえて今後は意思疎通の努力を尽くす」と“自己批判”せざるを得なかった。残る任期は1年8カ月だ。この政権末期、朴政権は大衆迎合(ポピュリズム)に走る可能性が確実に高まった。

韓国世論はさらに左傾化する懸念

 与党惨敗で韓国国会は小与野大となり、今後は“決められない政治”が続く。だが、政権のレームダック化よりさらに懸念されるのは次期大統領選への影響だ。韓国政界の関心事は一気に次期大統領選に移っている。政界に保守の影は薄く、世論は左傾化傾向が強まっている。

 総選挙で第1党になった野党「共に民主党」は北朝鮮にシンパシーを持つ親北色が濃い。第2党の「国民の党」も対北対話派で革新陣営だ。こうした野党は、総選挙で得た民意を背景に保守陣営を攻撃すると予測される。その際のテーマは(1)日韓慰安婦合意(2)韓国歴史教科書問題-となりそうだ。いずれも朴政権が推進した成果で、野党が反対していた政治イシューだ。

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