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【食の安全考】豚の生食禁止してもコッソリ?…E型肝炎患者が2倍強に 注目ジビエの生食も一因か

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【食の安全考】
豚の生食禁止してもコッソリ?…E型肝炎患者が2倍強に 注目ジビエの生食も一因か

 一方、新たな感染源とみられるのが、生食提供が禁止されていないシカやイノシシなどジビエの肉や内臓だ。近年、農作物被害が深刻な野生鳥獣を食用として利用するケースが増えており、農林水産省も活用を推進。ジビエは新たなグルメとして注目を集めている。

 過去に野生のシカやイノシシの生食でE型肝炎の集団発生が報告されているため、厚生労働省はガイドラインでジビエの生食としての提供を禁じているが、強制力はない。

中まで十分加熱を

 感染症法は、E型肝炎患者を診断した医師に対し、直ちに保健所に届け出ることを義務付けている。患者の増加は、23年にE型肝炎の新たな検査方法が導入され、検査件数自体が増えた可能性も指摘される。

 E型肝炎のほとんどは自然治癒するが、中には劇症肝炎(急性肝不全)に進展し、死亡することもある。特に妊婦や高齢者が感染して発症した場合、劇症化する率が高いとされる。

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