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【スポーツ異聞】ジョコビッチは「史上最強」か? 同時代で戦うライバルは大会の「序盤」につけ込め!

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【スポーツ異聞】
ジョコビッチは「史上最強」か? 同時代で戦うライバルは大会の「序盤」につけ込め!

 男子テニス界をリードする28歳・ノバク・ジョコビッチに「史上最強説」まで飛び出し、その勢いを誰も止められななかったが、ここに来て「牙城」が揺らぎ始めている。ロジャー・フェデラー、ラファエル・ナダル、アンディ・マレーを含めた「ビッグ4」の時代から一人勝ちのような状況にも見えたが、1月の四大大会初戦、全豪オープンを制した後、さきのマスターズ・モンテカルロ大会で世界ランク55位の〝格下〟にまさかの初戦敗退。5月下旬には過去、一度も制したことのない全仏オープンが開幕する。

「小麦」を摂らない食事法

 世界ランクのピラミッドの頂点は、いまやこの男の指定席だ。「ジョコに勝つには大会の序盤戦で、調子が上がらないうちの“番狂わせ”に期待するほかない」と指摘する声がある。

 2年前、全米オープン準決勝で勝利した錦織でさえ「強すぎる」「まだまだ差がある」「次元が違う」…と消極的な発言ばかりだが、錦織のようなシード選手にとって、大会の終盤に対戦するということも勝利への壁になっている。また、隙がないという点では、世界上位のライバルと練習することがほとんどない。自ら“手の内”をさらけ出さないのもジョコ流の戦術の一つだ。

 「風格」と「オーラ」を漂わせる孤高の王者を支えているのは、卓越した技術と精神力、そして「グルテンフリー」を中心に据えた徹底した食事法だ。グルテンフリーとは、簡単に言えば「小麦を断つ」こと。パン類やパスタ、シリアル食品に含まれるグルテンに別れを告げることで、超高速のサーブやストロークに対応できる柔軟性を身につけた。驚異的な体脂肪率を獲得し、体の切れが以前よりも増したという。

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