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【規制委VS朝日新聞】第2の吉田調書になるのか? 「角度つける」報道は相変わらず 田中委員長は「犯罪的だ」と徹底抗戦の構え

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【規制委VS朝日新聞】
第2の吉田調書になるのか? 「角度つける」報道は相変わらず 田中委員長は「犯罪的だ」と徹底抗戦の構え

川内原発の線量計について「半数測れず」と報道した朝日新聞3月14日付朝刊 川内原発の線量計について「半数測れず」と報道した朝日新聞3月14日付朝刊

 原子力規制委員会の怒りはすさまじかった。九州電力川内原発(鹿児島県)周辺に設置された放射性物質観測装置の整備が「不十分」と報じた朝日新聞の記事や社説に対してだ。謝罪や訂正を求めるだけでなく、「犯罪的」とまで表現した。この記事は確かに大きな問題がある。事実を素直に受け止めず、「角度を付ける」姿勢が、取材班には見受けられた。その姿勢は、事故時の福島第1原発所長、吉田昌郎氏(故人)の調書をスクープしながら、後に撤回・謝罪した「吉田調書」誤報問題に通じていないか、朝日自身が検証する必要があろう。(原子力取材班)

「地域住民の不安をあおり立てる」

 「信頼を裏切る記事が出た。事実をきちっと理解しない上でああいう報道をするということは、地域住民の不安をあおり立てて遺憾だ。1面トップ、社説までおまけに書いているという姿勢については私は看過できない」

 3月16日、規制委の田中俊一委員長の定例会見は、こうした怒りの発言で始まった。この日の定例会では、田中委員長は「あたかも(避難を)判断できないように報道をし、立地自治体に無用な不安を与えたことは、非常に犯罪的だ」と厳しい口調で話した。

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