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先見の人だったデビッド・ボウイ CD不況を予測、音楽を証券化 死去で注目集める意外な功績

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先見の人だったデビッド・ボウイ CD不況を予測、音楽を証券化 死去で注目集める意外な功績

10日に69歳で亡くなったデビット・ボウイさん。その先駆的な活動が改めて注目を集めている=2003年12月(AP)

 10日に69歳で死去した英ロック歌手、デビッド・ボウイさん。時代を先取りする音楽で世界の多くのミュージシャンに大きな影響を与えたが、金融ビジネスの分野でも先駆的な存在だったとして、その功績が改めて注目を集めている。1997年に、自身の楽曲の著作権が将来生み出す利益を証券化して資金を調達する「ボウイ債」を発行。何でもかんでも証券化してしまう最先端の金融ビジネスの草分けとなった。ボウイさんは、いずれ音楽業界ではCDが売れなくなり、インターネットなどで楽曲が聴き放題になるという、まさに現在の状況を予見し先手を打っていた。

一瞬の躊躇もなかった証券化

 あまり知られていない金融ビジネスにおけるボウイさんの功績は、その死後、英紙フィナンシャル・タイムズや米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)、米経済通信社ブルームバーグなどが一斉に報じた。

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