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【北朝鮮拉致】「安倍首相のやり方ではうまくいかない」蓮池透さん 昨年の講演内容詳報

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【北朝鮮拉致】
「安倍首相のやり方ではうまくいかない」蓮池透さん 昨年の講演内容詳報

拉致問題の現状について自身の考えを話す蓮池薫さんの兄、透さん=2015年12月21日午後、東京都千代田区の日本外国特派員協会(森本昌彦撮影)

 1月12日の衆院予算委員会での拉致問題をめぐる質疑で安倍晋三首相が激怒した問題では、質問した民主党議員が拉致被害者、蓮池薫さん(58)の兄、透さん(61)の著書「拉致被害者たちを見殺しにした安倍晋三と冷血な面々」(講談社)を引用し、安倍首相に迫った。透さんは昨年12月21日、東京・有楽町の日本外国特派員協会で講演し、安倍首相の拉致問題に対する姿勢について意見を語っていた。透さんの講演は次の通り。

長い時間たち「被害者の生命が心配」

 私が今、一番心配しているのは、(拉致)事件が起きてから40年近くたっているのに、何も、5人が帰ってきましたけれど、状況がまったく変わっていないことが第一にあります。

 それだけ長い時間がたってしまいますと、まず被害者の生命というものが非常に心配になります。それから日本国内におきましても世代交代が進みますので、この問題が忘れられてしまう、風化してしまう、そういう危険もあります。

 そういう観点からこの問題は一刻の猶予もない。そこで私は今回本を書いたのは、安倍さんの今のやり方ではうまくいかない。一言でいうと、まずそれが挙げられます。

 安倍さんは拉致問題で日本におきましては絶対的な信頼を得て、私にいわせれば政治利用して総理大臣にまでなった。拉致問題を踏み台にして総理大臣になったということですが、であるならばこの問題についてしっかり対応すべきではないのかというのが私の考えであります。

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