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【久保田るり子の朝鮮半島ウオッチ】金正恩第1書記の訪中説が急浮上 36年ぶりの朝鮮労働党大会控え、関係改善狙う?

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【久保田るり子の朝鮮半島ウオッチ】
金正恩第1書記の訪中説が急浮上 36年ぶりの朝鮮労働党大会控え、関係改善狙う?

 この党大会には世界114カ国から177の代表団が参加、中国から李先念副主席が出席した。(中国は国家主席を廃止していた時期で元首は党政治局常務委員長の葉剣英氏だった)

 今回、金正恩氏の訪中説が急浮上したのは、9月の中国抗日戦勝70周年や10月の朝鮮労働党創建70年で、中国の習近平・国家主席が金正恩氏に宛てた親書で「訪中を促した」ためとされる。党大会開催は中朝両国の2つの大きな行事の直後、10月末に発表された。

 そして北朝鮮では目下、「党大会を成功させるには中国から最高幹部を招く必要がある。そのためにはまず、金正恩氏が訪中する必要がある」(前出の北朝鮮関係者)と判断されているという。

中国は北朝鮮に突きつけている3条件とは?

 金正恩体制がスタートして以来、中朝関係は悪化と一途をたどってきた。

 北朝鮮はまず2012年に自国憲法に「核保有国」を明記、核開発を公然化させた。その上で核実験の実施を示唆したが、これに対して習近平氏は対北経済制裁を発動、金融支援の中止や原油支援の制限、国連制裁への賛同などで警告を発してきた。

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