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【開発ヒストリー】着せ替えできるクルマが登場 軽オープン車「コペン」 生産~販売まで顧客本位で見直し

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【開発ヒストリー】
着せ替えできるクルマが登場 軽オープン車「コペン」 生産~販売まで顧客本位で見直し

ダイハツ「コペン」の前に立つ開発者の藤下修さん =東京都渋谷区(荻窪佳撮影)

 ダイハツ工業の軽自動車「コペン」が、オープンスポーツ車として存在感を高めている。昨年6月に全面改良し、フェンダーやフードなど外板部品を交換できる斬新なアイデアを採用。スポーツ車の主な購入層の高齢者に加え、若い層や女性にも人気を集めており、今年9月末時点で約1万2000台を販売した。成功の裏には顧客との意思疎通を重視する姿勢と、生産から販売まで全てを変える挑戦があった。

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 コペンは通常モデル「ローブ」のほか、初代から丸いヘッドライトを継承した「セロ」、スポーツ感を高めた「エクスプレイ」と趣向の異なる3車種をそろえた。最大の特徴は外板11部品を“着せ替え”し、ローブをセロにして楽しむことができる新構造「ドレスフォーメーション」だ。

 コペンのチーフエンジニアを務める藤下修氏は「顧客とつながることが一番大切だった。販売して終わりではなく、(交換などで)日々の意思疎通ができる」と説明する。

 平成22年1月に始まったコペンの全面改良は、当初から高いハードルが課せられていた。技術の進化に伴う改良のみならず、若者のクルマ離れなど将来への懸念がある中、「ダイハツの存在感をいかに示していくか」という使命があったからだ。開発メンバーは「スポーツカーとは何か」などといった根本的な議論から進めていた。

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