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【「帝国の慰安婦」在宅起訴】朴裕河教授の会見詳報 「検察の非人権的な起訴に強く抗議」 「元慰安婦を非難する本を書く理由がない」

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【「帝国の慰安婦」在宅起訴】
朴裕河教授の会見詳報 「検察の非人権的な起訴に強く抗議」 「元慰安婦を非難する本を書く理由がない」

記者会見する「帝国の慰安婦」著者の朴裕河・世宗大教授=2日、ソウル(共同)

 【ソウル=名村隆寛】慰安婦問題の学術研究書「帝国の慰安婦」で元慰安婦の女性の名誉を毀損(きそん)したとして、韓国の検察に在宅起訴された著者の朴裕河(パク・ユハ)世宗大教授が2日、ソウル市内で記者会見し、起訴を「非人道的」だと批判した。朴氏が会見で語った発言の詳細は以下の通り。

研究「支援団体の主張に問題がないか検証」が目的

 韓国で(2013年に)発刊された「帝国の慰安婦」は日本に向けて慰安婦問題への関心を促し、問題から目をそらしたり、否定したりする人々と日本政府、(元慰安婦)支援者らの手法と考え方にどんな問題があるのかを分析するために書いたものだ。

 私には元慰安婦のおばあさんらを批判し、非難する本を書く理由がない。私は女性問題に深い関心を持ってきた。12年春、当時、民主党政権の日本で謝罪と補償に向けた動きがあったが、(元慰安婦の)支援団体(韓国挺身隊問題対策協議会)が長らく主張していた「法的責任」という壁に遮られ、接点を見いだせずに終わった。

 韓国に向け慰安婦問題について書こうと決心したのは、このためだ。支援団体に敗訴し、韓国政府は支援団体の主張のままに動くようになった。支援団体の主張は最初の「軍人が強制的に11歳の少女を連れていった」と言っていたときと、少しも変わっていなかった。私はそうした状況に疑問を抱き、支援団体の主張に問題がないかを検証してみようとした。

問題解決へ「新たな転換点を探すヒント望んだ」

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