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【経済インサイド】小泉進次郎の登場で自民党農林部会の雰囲気一変 「ミニ小泉劇場」に農業団体もタジタジ

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【経済インサイド】
小泉進次郎の登場で自民党農林部会の雰囲気一変 「ミニ小泉劇場」に農業団体もタジタジ

農水戦略調査会・農林部会合同会議を終え、記者に囲まれる小泉進次郎農林部会長=10月27日午後、東京・永田町の自民党本部(酒巻俊介撮影)

 自民党の小泉進次郎衆院議員が農林部会長に就任して以降、党の農林関係会合の雰囲気が一変した。農業団体などの要望や意見を受け、シャンシャンと終わるような感じはない。今は小泉氏が出席者に質問を投げかけ意見を引き出せば、自ら提案もする。会の終わりには「本日の感想」も忘れない。年配の農水族議員が仕切っていた会合は、今や“小さな小泉劇場”となり、若きリーダーの言動に出席者全員が目を見張る。

                   ◇

 「なぜ地方の農業団体の声が東京に上がってこないのか。そこにボクは危機を感じる」

 「畜産クラスター協議会が補助金を出すということだが、それが本当に農業者の所得向上につながっているのか?」

 「農業者が経営者になるという声に対し、経済界や産業界は警戒心がものすごく強い。本当に皆さんは経済界の敵ですか?」

 11月6日から始まった環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の国内対策の策定に向けた農業関係者からの意見聴取会。これまでの農林関係会合では聞き流されていたような意見や要望に対し、小泉氏が次々と疑問や指摘を投げかける。農業界の構造や仕組みにメスを入れるような鋭い“進次郎節”に、出席している農業関係者や農水省幹部が緊張した面持ちで回答を探る。

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