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【衝撃事件の核心】義賊気取りで振り込め詐欺犯を襲った早稲田大生らの驚くべき屁理屈 「犯罪者襲うのは犯罪じゃない…」

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【衝撃事件の核心】
義賊気取りで振り込め詐欺犯を襲った早稲田大生らの驚くべき屁理屈 「犯罪者襲うのは犯罪じゃない…」

事件の端緒となった警視庁大塚署江戸川橋交番=東京都文京区関口

 「犯罪者から金を奪うのは、犯罪にならない」。警視庁が恐喝未遂容疑で逮捕した男らは悪びれもせず、こう言い放った。男らは、振り込め詐欺犯がだまし取った現金を丸ごと横取りする「取り子」と呼ばれるグループだった。逮捕後、身勝手な“義賊気取り”の主張を展開した犯行グループ。背後でグループを操る黒幕の存在も浮上しており、事件の底にはたんなる恐喝未遂事件では終わらない闇が横たわっている。(三宅令)

“お手柄”から一転…

 事件が起きたのは6月23日深夜のことだった。夜が更けても交通量が多い新目白通り沿いにある警視庁大塚署江戸川橋交番(東京都文京区)に、興奮した様子の2人の男が訪れた。

 無職の男(20)は突然、警察官に自分が振り込め詐欺の受け子役であることを“自供”した。「80代の女性から現金500万円をだまし取った帰りだ」と話したうえで、連れだって来たもう1人の男を名指しし、「この男に殴られて現金を奪われそうになった」とまくしたてた。

 もう1人の男は早稲田大に通う現役の大学生(20)。こんなことを口走った。「(受け子役の)男が駅で女性から金を受け取ったところを見た。オレオレ詐欺の犯人だと思って、金を取り戻そうと尾行した」。

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