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【世界ウイグル会議・カーディル議長】会見詳報「中国の弾圧は国家テロ」「国連はなぜ黙っているのか…」

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【世界ウイグル会議・カーディル議長】
会見詳報「中国の弾圧は国家テロ」「国連はなぜ黙っているのか…」

会見する世界ウイグル会議のラビア・カーディル議長=20日、東京都千代田区(荻窪佳撮影)

 亡命ウイグル人組織を束ねる「世界ウイグル会議」のラビア・カーディル議長が10月20日に都内の参院議員会館で記者会見を開いた。カーディル議長の主な発言とやり取りは次の通り。

 《世界ウイグル会議は2004年に設立された。ノーベル平和賞候補にのぼる一方で、中国政府が「分離独立主義者」「テロリスト」と非難するカーディル氏。発言は全てウイグル語で行われ、同会議日本・東アジア全権代表のトゥール・ムハメット氏が通訳を務めた》

「国連は大国のやることにはノータッチ」

 「習近平(国家主席)が政権を取ったこの2年あまりはウイグルに対する弾圧が一段と激しくなっている。政権は弾圧を隠蔽しているが、まったく抵抗しない普通の農民や市民らを殺害している」

 「私は国連に驚いている。歴史的な問題を彼らは追及するが、現在行っている殺戮(さつりく)に対してはなぜ黙っているのか。なぜ現在進行形の問題については追及しないのか。大国のやっていることには何もタッチしないという態度なのか。中国当局はウイグルの資源を略奪し、その金を世界にばらまいて、民族浄化を正当化している」

 「今、彼らはウイグル人に対する銃殺の権限を末端の警察官に与えている。2001年の米中枢同時テロ以降、反テロを利用して無実のウイグル人を大量に逮捕し、テロ分子を処刑したという名目で人権侵害を行っている」

 《中国政府高官は今年3月、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国(IS)」に、「新疆の一部のテロ分子」が参加していると言及した》

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