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【朝鮮半島ウオッチ】金正恩氏が10月10日に立党70周年の「祝砲=ミサイル」を発射できない3つの理由とは…

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【朝鮮半島ウオッチ】
金正恩氏が10月10日に立党70周年の「祝砲=ミサイル」を発射できない3つの理由とは…

 北朝鮮が朝鮮労働党70周年の“祝砲”としたかったであろう「人工衛星」打ち上げは、ほぼ不可能となった。現在のところ、東倉里発射場に長距離弾道ミサイルは運搬されておらず、10日には間に合いそうもない。発射予告は李洙●(=土へんに庸、リ・スヨン)北朝鮮外相が1日、国連の一般演説でも行った。たびたびの予告だが、金正恩体制はなぜ躊躇するのか。政権4年目、孤立を深める金正恩(キム・ジョンウン)体制が、国際社会の動向を伺いながら決断を先送するには「3つの理由」がある。(久保田るり子)

その1 各国要人、参加をキャンセルの70周年の祝賀行事

 ひとつは、中国の習近平国家主席による北朝鮮の核・ミサイルに対する強いメッセージの影響が広がっているためだ。

 習氏は9月末、米中首脳会談後の記者会見で「われわれは完全かつ検証可能な朝鮮半島の非核化を平和的な方法で実現することを再確認した」と述べた。これに続いて国連総会では、米国、ロシア、韓国、日本など各国から北朝鮮への実験示唆への牽制(けんせい)発言が相次いだ。

 こうした国際世論を受け、今月10日の朝鮮労働党70周年行事への参加をキャンセルする要人が相次いでいる。韓国紙「朝鮮日報」(1日付)は「中国が北朝鮮からの正式な招待状を受け取ったという話は聞こえてこない」との外交筋の話を報じたほか、インドネシアやベトナム要人が出席をキャンセルしたと伝え、「北朝鮮の友好国はじめ、高官といえるような人物の参加はなさそうだ」(同)。

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