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【中韓たじろぐ日本技術 新素材(4)】自動運転車の「目」技術に磨き 高機能のレンズ用樹脂 三井化学

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【中韓たじろぐ日本技術 新素材(4)】
自動運転車の「目」技術に磨き 高機能のレンズ用樹脂 三井化学

三井化学は車載用のカメラユニットでレンズ材料の供給拡大を狙っている

 米グーグルが世界初の無人運転を目指して公道試験に入るなど、異業種企業も交えた開発の動きが加速する自動運転車。日本の素材メーカー各社は、持ち前の技術力を生かす好機と意気込む。三井化学は、自動運転車の「目」となるカメラのレンズ素材として、高機能樹脂の供給を視野に入れている。

ガラスがリード

 自動運転車には、従来の車にはないさまざまな部品や機器が搭載される見通しで、その象徴が前方を走る車などを認識するためのカメラだ。

 自動運転を実現するには正確に対象物を認識しなければならず、カメラの性能の大幅な向上が必要だ。特に、レンズの性能向上は喫緊の課題だ。

 現行の運転支援システムに採用されているレンズの素材では、樹脂よりも変形しにくいガラスが一歩リードしている。富士重工業が搭載を進める「アイサイト」のカメラもガラスレンズだ。だが、ガラスはコストが高くなりやすい。やがては今ではほとんど樹脂化されたヘッドライトカバーと同じ道をたどると予想される。

 三井化学はまず、先行して普及が進む運転支援システムに使用されるビューカメラなどの車載カメラ用で参入を目指した。同社は以前からスマートフォンのカメラレンズ用に樹脂材料「アペル」を開発し、粒状のペレットにして供給してきた。

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