産経ニュース

【衝撃事件の核心】川崎・老人ホーム連続転落死 暴行、虐待、窃盗も続々と発覚 施設で何が起こっていたのか? 

ニュース プレミアム

記事詳細

更新

【衝撃事件の核心】
川崎・老人ホーム連続転落死 暴行、虐待、窃盗も続々と発覚 施設で何が起こっていたのか? 

高齢入所者3人が相次いで転落死した有料介護付き老人ホーム「Sアミーユ川崎幸町」=9月6日、川崎市幸区(那須慎一撮影) 高齢入所者3人が相次いで転落死した有料介護付き老人ホーム「Sアミーユ川崎幸町」=9月6日、川崎市幸区(那須慎一撮影)

 80~90代の入所者3人が相次いで転落死した川崎市幸区の介護付き有料老人ホーム。市は「短期間に3件も起きたのはあまりに不自然」とするが、同施設では、他にも暴行や窃盗などの事件が相次いでいたことが明らかになった。問題発覚後、入所者の家族の話からは、他にもあざをつくったり、亡くなった状況に疑問を抱くような事案、不適切な問題があったことが浮かび上がる。「なぜ急に亡くなったのか」「職員を怖がっていた」…。信頼して大切な人を預けた家族からは、真実を求める声が上がる。(小野晋史、那須慎一、古川有希)

目立つ“特異性”

 転落死が相次いだのは、川崎市幸区の有料老人ホーム「Sアミーユ川崎幸町」。

 市や施設によると、昨年11月4日、4階に暮らしていた男性=当時(87)=が転落。12月9日に4階の同じ部屋から女性=当時(86)=が転落した。同31日には、6階の女性=当時(96)=が転落死した。いずれも未明に転落したとみられている。

 県警は事件と事故の両面から経緯を慎重に調べているが、市の高齢者事業推進課の関川真一課長は「昨年まで少なくとも数年間、高齢者が入る(他の)市内の施設で転落死はない」としており、同施設の“特異性”が目立つ形となっている。

このニュースの写真

  • 川崎・老人ホーム連続転落死 暴行、虐待、窃盗も続々と発覚 施設で何が起こっていたのか? 

「ニュース」のランキング