産経ニュース

【スポーツ異聞】「新国立」に喫煙スペースは設けられるのか? 東京五輪で喫煙大国・日本に異変は…

ニュース プレミアム

記事詳細

更新

【スポーツ異聞】
「新国立」に喫煙スペースは設けられるのか? 東京五輪で喫煙大国・日本に異変は…

JR池袋駅東口にある動物園の檻のような喫煙エリア。通行人が入れ替わり立ち替わり、紫煙をくゆらす=東京・池袋 JR池袋駅東口にある動物園の檻のような喫煙エリア。通行人が入れ替わり立ち替わり、紫煙をくゆらす=東京・池袋

 世界有数の「喫煙大国」と揶揄されるほど、日本は喫煙に対して寛容な国である。公共スペースでの完全禁煙化は道半ばであり、日本内科学会など24学会でつくる「禁煙推進学術ネットワーク」や日本医師会は8月末、2020年東京五輪・パラリンピックまでに公共の場所での全面禁煙を定めた受動喫煙防止条例制定を求める要望書を東京都に提出した。受動喫煙対策は自治体によって温度差が激しいが、本来、条例のあるなしにかかわらず公共の場でのスモーキングはNG。5年後、東京を訪れる外国人に遅遅として進まぬタバコ対策では笑われるだろう。五輪エンブレム問題で世界に「恥」をさらし、ぶざまな姿をさらけ出しただけに、ここは早めの対策を講じたい。

副都心の巨大な喫煙所

 東京・池袋東口に動物園の檻のような装いの喫煙スペースがある。入り口付近に「豊島区清掃環境部」のプレートが掲げられ、四方は大人の背丈の2倍近い高い壁で覆われている。通行人や買い物客からも中の様子をうかがい知ることができ、老若男女のスモーカーが至福の時間を送っている。

 豊島区が指定する“公認”喫煙所とはいえ、これほど巨大な喫煙空間を公共の場所に設置する必要が本当にあったのか疑問を抱かざるをえない。周辺に指定の喫煙所が数カ所ある。池袋というまちは「スモーカー天国」であり、裏を返せば嫌煙家にとっては残念な地ということになる。

続きを読む

「ニュース」のランキング