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【朝鮮半島ウオッチ】潘基文氏に国連事務総長の自覚はあるのか? 抗日行事で「中国人民の平和への願いが示された…」

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【朝鮮半島ウオッチ】
潘基文氏に国連事務総長の自覚はあるのか? 抗日行事で「中国人民の平和への願いが示された…」

 抜けるような北京の青空の下、抗日戦勝70周年軍事パレードで習近平国家主席が威信を誇った。その横にはプーチン、朴槿恵、ふたり置いて潘基文の各氏が並んだ。中国に惜しみない“拍手”を送る3人を、国際社会は冷ややかに見つめた。特に潘基文氏の登壇は加盟国193カ国の頂点に立つ国連トップの見識を問われてしかるべきだ。習近平氏との会談で潘氏は行事を「中国人民の平和への願いが示された」などと褒めちぎったが、この国連事務総長の真意は一体、どこにある?(久保田るり子)

国連内で批判される「目に余る自国主義」

 軍事パレードへの懸念に対し潘基文氏は「今回の機会を通じ、全ての国が過去を振り返り未来に進む機会にしてほしい」(事務総長報道官)という立場を強調、5月のロシアでの対独戦勝記念日など複数の行事に参加したことを理由に、参加の正当性を強調してきた。

 しかし、中露の式典には出席するが、今年8月の広島の平和記念式典には来ていない。また安倍晋三首相の戦後70年談話に関しては「歴史に対する日本政府の謙虚な反省に基盤をおいた真の和解が必要だ」と批判的な論評を出している。潘氏の軍事パレード出席を「中立性を損なう」と抗議した日本政府には「歴史の教訓を元に未来に進むことが重要」などと「歴史」「教訓」を繰り返した。

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