産経ニュース

【朝鮮半島ウオッチ】朴槿恵大統領の内憂外患ますます 中国傾斜で米国とすきま風

ニュース プレミアム

記事詳細

更新

【朝鮮半島ウオッチ】
朴槿恵大統領の内憂外患ますます 中国傾斜で米国とすきま風

韓国の朴槿恵大統領(共同) 韓国の朴槿恵大統領(共同)

 金正恩体制の挑発を米韓共同対処を背景に南北協議で収拾した朴槿恵政権だが、25日に任期5年を折り返した朴大統領の内憂外患は今後、さらに深まりそうだ。5年1期限りの韓国大統領制は後半に求心力が急降下する。このため朴政権は向こう1年が勝負だが、内政外交ともに懸案がずらりと並ぶ。国内景気や中東呼吸器症候群(MERS)感染で落ちた民心離反といった内政に加え、“中韓蜜月”だけでは解決できそうにない対米、対日、対北の難題が待ち構えているからだ。今秋、国際舞台での華やかな出番が増える朴氏だが、そのリーダーシップが試されるだろう。(久保田るり子)

朴外交は米中の狭間で惑いつつ揺れている

 朴外交の中国傾斜は止まらない。アジア・インフラ投資銀行参加に続き、来月3日の中国「抗日戦争勝利70周年」の記念行事に参加を決め、改めて親中ぶりをアピールした。

 朴氏の訪中は日米、欧州首脳が軒並み欠席を決めただけに際だって目立つ。行事出席の主要首脳陣が韓国とロシアという“中韓露”という異例の構図で、そこに“朝”つまり北朝鮮から崔竜海・朝鮮労働党書記が加わることになった。

 中国は上機嫌だ。25日、記念行事出席の首脳を公式発表したが、この際まず朴氏をトップに紹介、プーチン氏を2番目に挙げる韓国厚遇ぶりだ。

続きを読む

関連ニュース

【朝鮮半島ウオッチ】朴槿恵大統領、任期折り返し 残る2年半で金正恩氏に急接近の予兆 そのキーマンとは…

「ニュース」のランキング