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【共産党研究(上)】党勢拡大狙う「赤いカメレオン」 「戦争前夜」あおり自公支持層に接近

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【共産党研究(上)】
党勢拡大狙う「赤いカメレオン」 「戦争前夜」あおり自公支持層に接近

衆院特別委員会での安全保障関連法案採決に抗議する市民集会で「廃案」を訴える共産党の志位和夫委員長(中央)。民主党の岡田克也代表、社民党の吉田忠智党首らも駆けつけた=7月15日、東京・永田町の国会正門前(共産党提供)

 7月18日、共産党本部で開かれた党創立93周年記念講演会。同党が「戦争法案」と連呼する、安全保障関連法案の衆院通過から2日後のことだ。志位和夫委員長はいつにも増して「安倍政権打倒」のボルテージを上げた。

 「憲法9条を破壊する最悪の違憲立法だ。戦後最悪の安倍政権を打ち倒そう!」

 志位氏は5月26日の衆院本会議代表質問と27、28両日の衆院特別委員会で安倍晋三首相を波状攻撃した。

 党の内部文書たる6月1日付の常任幹部会報告(通称「常幹メモ」)には、こう記されている。

 「質疑直後から大きな反響を呼び、有権者から電話やメール、ファクスの激励が党本部に多数寄せられた。知識人、著名人からの反応も強い。志位委員長の質問内容を全党がつかみ、戦争法案阻止のたたかいの発展に生かしていく」

 常幹メモの「指令」は即座に党都道府県委員会を通じて全党に徹底された。6月9日には党中央委員会幹部会の決定で「戦争法案阻止・党勢拡大大運動」の大号令がかけられた。

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