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【阿比留瑠比の極言御免】河野談話は「霞が関文学」

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【阿比留瑠比の極言御免】
河野談話は「霞が関文学」

 河野氏はこのとき、記者の「強制連行があったとの認識か」との質問に、「そういう事実があったと。けっこうです」と答えている。当時の政府の共通認識は「強制連行は確認できない」というもので、河野談話自体にも「強制連行」とは一言も書かれていないにもかかわらずである。

 提言は、このやりとりが「強制連行があったかのような事実に反する認識を、韓国をはじめ世界に広める大きな原因になった」との見解を示している。

宮沢内閣の解釈変更

 これに対し、30日付東京によると、河野氏は講演でこんな反論を展開した。

 「物理的ではなくても、強制的に、断ることができない状況で連れていく。河野談話を発表した当時の記者会見では、そういう広義の強制性を含む意味で強制連行と申し上げた」

 ああ、そういうことだったのかと、納得はできないものの河野氏が言いたいことは理解はできた。当時の宮沢喜一内閣は5年3月、「強制連行」の解釈を変更しているからである。

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