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【李登輝氏会見詳報(下)】「尖閣は日本のもの」「集団的自衛権の行使は当然」と明言 質疑応答編

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【李登輝氏会見詳報(下)】
「尖閣は日本のもの」「集団的自衛権の行使は当然」と明言 質疑応答編

日本外国特派員協会で会見した台湾の李登輝元総統=7月23日、東京都千代田区(寺河内美奈撮影)

 訪日した台湾の李登輝元総統(92)が7月23日に都内の日本外国特派員協会で行った記者会見の要旨は以下の通り。

 安倍首相の安保法制は世界の平和に貢献

 --(欧州紙)日本も台湾のように移民を受け入れるべきではないか

 「日本の人口減少は、移民を受け入れることで解決されるとは思わない。別の方法で改めていくべきだ。アベノミクスで今大きな問題になっているのは結局、経済成長がなかなか伸びないということ。私はイノベーション(技術革新)にかかっていると思う」

 --(中国系メディア)1992年ごろ、一中各表というコンセンサスが発表された(注・馬英九政権は「中台が定義の違いはあれ中国は一つと認めた『92年コンセンサス』が存在する」と主張。当時の総統である李登輝氏や野党、民主進歩党は存在を否定している)。そのときは中国と統一したいという思いがあったと思うが

 「当時の国民党時代の台湾は『反攻大陸(中国大陸を取り返す)』を実行することにより独裁政権を維持するという考え方だ。私は独裁政権をなくすために『国家統一綱領』を制定した。これは中国で自由化、民主化、所得分配の公平化が実現された際に統一の話し合いを始めるという内容だが、当時は中国が自由化することはほとんどないと思っていた。これは中国との関係をつくりあげるということではなく、国民党の保守勢力に対して反攻大陸、内戦をやめようという意味だ。(内戦状態のために)憲法は凍結され、国会は選出されず、総統は死ぬまでやれる。これでは台湾の政治は革新できない」

 「92年コンセンサスの『一つの中国』という考え方が本当の台湾の実体を表現しているとは思わない」

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