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【朝鮮半島ウオッチ】朴槿恵大統領、任期折り返し 残る2年半で金正恩氏に急接近の予兆 そのキーマンとは…

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【朝鮮半島ウオッチ】
朴槿恵大統領、任期折り返し 残る2年半で金正恩氏に急接近の予兆 そのキーマンとは…

 韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は今夏8月で就任2年半を迎え、5年間の任期後半に入る。内政外交で成果に乏しい朴政権がいま、しきりに関係改善を呼びかけている相手は北朝鮮だ。8月15日は「光復(日本統治からの解放)70周年」というわけで南北共同行事を行おう、南北国会議長会談を開こうなどと誘っている。韓国では“歴史的な南北首脳会談”と評される金大中(キム・デジュン)・金正日(キム・ジョンイル)会談から今年で15年という節目の年で、金大中氏夫人の李姫鎬(イ・ヒホ)氏が8月初旬に訪朝の予定もある。朴大統領に側近には“密使”に適任の人物もいるとされるが-。(久保田るり子)

李姫鎬女史の来訪を待つ金正恩政権

 李姫鎬氏は8月5日から3日間、空路で訪朝予定で、宿泊先や訪問先についてはすでに金大中平和センターと北朝鮮の朝鮮アジア太平洋平和委員会が協議、合意している。ただ金正恩(キム・ジョンウン)氏との面会は未定だ。

 李氏は昨年末、金正日氏の3周忌に花を贈り、これに金正恩氏が感謝の手紙を送り、そのなかで『来年のよい時期に訪朝を』と招待したことがきっかけだ。李姫鎬氏は獄中の金大中氏を支えた夫人だが自身も政治運動家、女性運動家として知られる人物。2011年末の金正日死去の折には韓国政府の許可を得て弔問のため訪朝している。朴槿恵政権は李氏の訪朝を後押ししており、6月末には黄教安(ファン・ギョアン)首相が李氏を表敬するなど特使級の扱いで、訪朝の際は大統領親書などを託す可能性は高い。

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