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【朝鮮半島ウオッチ】金正恩氏の恐怖政治に党・軍幹部ら続々亡命か 3年間で銃殺70人 干ばつ飢饉も深刻…   

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【朝鮮半島ウオッチ】
金正恩氏の恐怖政治に党・軍幹部ら続々亡命か 3年間で銃殺70人 干ばつ飢饉も深刻…   

 北朝鮮の金正恩政権の幹部層に政権離脱が広がっている。脱北幹部の情報は韓国当局で極秘扱いのため、その全体像は不明ながら、「恐怖政治への幹部の動揺は深刻な状態」(韓国紙)とされ、党要人や政府高官、さらに軍将校や秘密警察にまで広がっているという。北朝鮮筋によると、金正恩氏による“粛清政治”は、北朝鮮の政権幹部に忠誠心どころか責任逃れと保身を定着させたといい、「もはや金正恩体制の指令は配下に届かない状態」(同)。人心離反と腐敗蔓延で、金正恩政権の周辺には不穏な空気が漂っているという。(久保田るり子)

権力層で「相当数が動揺している」

 北朝鮮幹部のなかでも、中堅クラスの離反が始まったとの情報は、今年4月末の玄永哲・人民武力相の粛清の情報が明らかになった以降に特に増えた。

 張成沢氏処刑の後、張氏の係累や人脈が監視対象となり粛清されたのと同様に、今回の玄永哲氏粛清でも玄氏に近かった朝鮮人民軍の人物らが立て続いて姿を消したからだ。そんな中で中堅幹部層に動揺が広がったようだ。「中国や東南アジアなど在外にいる幹部が亡命」「朝鮮人民軍の将校クラスが北朝鮮を脱出」「国家安全保衛部(秘密警察)の幹部が韓国入りか」(いずれも韓国報道)。中堅幹部の離脱・亡命者は数10名にのぼるとされる。彼らの動機は総じて「恐怖からの脱出」のようだ。

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