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【矢板明夫の目】親中派の称号「中国人民の老朋友」 自民・二階俊博総務会長ら日本は各国最多の111人 3人の「例外」首相はだれ?

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【矢板明夫の目】
親中派の称号「中国人民の老朋友」 自民・二階俊博総務会長ら日本は各国最多の111人 3人の「例外」首相はだれ?

日中観光交流イベントで、中国の習近平国家主席(右)と握手する自民党の二階俊博総務会長=中国・北京の人民大会堂=2015年5月(代表撮影) 日中観光交流イベントで、中国の習近平国家主席(右)と握手する自民党の二階俊博総務会長=中国・北京の人民大会堂=2015年5月(代表撮影)

 5月下旬に3000人の訪中団を率いて北京を訪れた自民党の二階俊博総務会長について、中国国家観光局の李早金局長は、中国メディアに対し「中国人民の老朋友」という表現を使った。「老朋友」を日本語に直訳すれば「古い友人」だが、この場合、単なる長い付き合いがある外国人を表現する言葉ではなく、中国政府が外国人に与える最高レベルの呼称である。

 中国外交史を研究する政府系シンクタンクの研究員によれば、「世界的に影響力を持つ人物で、中国の文化を理解し、中国と感情的にも近く、今後中国を裏切ることは絶対にないだろう」と中国政府が判断したとき、初めて老朋友という呼称が使われる。例えば、2013年6月、就任直後の韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領が訪中した際、いきなり中国メディアに「老朋友」と表現された。

 中国との交流で実績はまだなかったが、朴氏の中国重視姿勢や、中国語を勉強していることのほか、尖閣諸島(沖縄県石垣市)問題で日本との対立が深刻化していることを踏まえ、習近平政権は韓国と連携を強化し、対日包囲網を構築したいとの戦略的な狙いがあったようだ。

 広東省の新聞「南方週末」の統計によれば、1949年から2010年まで、中国共産党の機関紙「人民日報」で老朋友と呼ばれた外国人は123カ国、601人にのぼる。

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