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【衝撃事件の核心】「金色のガッシュ!!」「スラムダンク」悪用された人気マンガ…「ライセンス詐欺」パチンコメーカーから20億円だまし取った詐欺師たちの手口

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【衝撃事件の核心】
「金色のガッシュ!!」「スラムダンク」悪用された人気マンガ…「ライセンス詐欺」パチンコメーカーから20億円だまし取った詐欺師たちの手口

警視庁が摘発したパチンコなどのライセンス詐欺事件では、「金色のガッシュ!!」や「スラムダンク」、「ジョジョの奇妙な冒険」などの人気マンガの名前が勝手に使われていた 警視庁が摘発したパチンコなどのライセンス詐欺事件では、「金色のガッシュ!!」や「スラムダンク」、「ジョジョの奇妙な冒険」などの人気マンガの名前が勝手に使われていた

 高津被告らは作者の署名を偽造して偽の営業許可証を作成。メーカーから作者も交えた商談を求められても、「先生は人と会うのが好きではない」などと、のらりくらりとかわし続け、作者との議事録まで偽造してみせた。

 大一商会が偽装を見破ったのは24年秋、同社の担当者が、金色のガッシュの作者が出版社と争っていた訴訟記録を閲覧し、自社に提出された営業許可証の署名と、訴訟記録にあった署名が似ても似つかぬものと判明してからだ。

 だが、時すでに遅し。20年ごろから始まった詐欺の被害は十数社に及び、総額は約20億円に上るとみられている。

運転手付きベントレーで銀座豪遊 社員「偽のサイン練習」目撃証言も

 捜査関係者によると、メディルのここ数年の売り上げの大半はライセンス詐欺によるものだったとみられ、その事実について、社員もうすうす気付いていたようだ。

 捜査関係者によると、社内では「今月の売り上げ、本当は2千円」などと噂が駆け巡っていた。なかには「高津被告がマンガ作者のサインを練習しているのを目撃した」と話す社員もいたという。

 だが、こうした社員の風評もどこ吹く風。巨額の現金を懐に入れた高津被告は、いずれは逮捕されるのを知ってか知らずか、豪遊し続けた。

 高津被告は運転手付きのベントレーを乗り回し、夜は東京・銀座のクラブで毎晩のようにホステスらとカラオケに興じていた。だまし取ったとみられる約20億円のうち、高津被告のもとに入っていたとみられるのは約3億円。「ほとんどが遊興費に消えたようだ」(捜査関係者)という。

 「新しいコンテンツを生み出し、新しいメディアに載せて育てる」を企業理念としていたメディル。実際に生み出せたのは壮大なホラ話だけだった。

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