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【経済インサイド】「スーパー銭湯」「日帰り温泉」岐路に立つ温浴産業…原油安も経営好転の決定打にならず、五輪効果に期待

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【経済インサイド】
「スーパー銭湯」「日帰り温泉」岐路に立つ温浴産業…原油安も経営好転の決定打にならず、五輪効果に期待

極楽湯の大型スパ施設「RAKU SPA 鶴見」の露天風呂=横浜市鶴見区

 広い風呂で体も心もポカポカにしてくれる温浴施設が、生き残りの岐路に立たされている。都市郊外で展開する「スーパー銭湯」「日帰り温泉」はひところのブームも去り、幅広い年代が楽しめるサービスや、海外進出に活路を見いだそうとする動きが加速している。市街地に残る銭湯は、経営者の高齢化や後継者不足で廃業に歯止めがかからず、自治体の支援が頼みの綱だ。昨年秋以降の原油安は、多額の燃料費がかかる温浴施設にとってプラス材料になってはいるが、経営を好転させるほどの力にはなっておらず、生き残りに向け試行錯誤が続いている。

岩盤浴でプラネタリウム

 満天の星空を、若いカップルがタオルの上であおむけに寝そべりながら眺めている。光り輝く星座に「あれが北斗七星だね」と見とれていると、流れ星がキラリ。ロマンチックなムードの中、2人の体は熱くなり、次第に汗ばんでいく-。

 こう聞くと、屋外を連想するだろうが、さにあらず。全国で39店舗を展開するスーパー銭湯最大手、極楽湯が昨年8月に横浜市鶴見区にオープンした大型スパ(温泉)施設「RAKU SPA(らくスパ)鶴見」は、ドーム状の室内で本格的なプラネタリウムを見ながら岩盤浴が楽しめるのが売りだ。

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