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【日本の議論】アベノミクスで希望者減少「警察官」 日本の治安要員確保・育成へ警察当局の苦悩

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【日本の議論】
アベノミクスで希望者減少「警察官」 日本の治安要員確保・育成へ警察当局の苦悩

警視庁警察学校の「オープンキャンパス」で装備品の説明を受ける採用志望者ら=平成27年3月1日、東京都府中市(警視庁提供)

 オープンキャンパスや一芸入試、身体基準緩和-。来春卒業予定の学生の就職活動が本格化する中、全国の警察が志望者減少に頭を悩ませている。アベノミクスによる民間企業の採用拡大で、不景気に強いとされる公務員の人気は低下傾向。「きつい」「危険」「帰れない」-。そんな“3K”のイメージを払拭して、市民の安全を守る未来の警察官確保の戦いは続く。

鑑識体験にSP警護実演、進行役はDJポリスのオープンキャンパス

 平成28年卒業予定の学生らを対象にした就職活動が解禁された3月1日。東京都府中市の警視庁警察学校に、真新しいリクルートスーツに身を包んだ学生や保護者ら約1250人が詰めかけた。

 「1人でも多くの優秀な人材を集めるには警察の仕事を知ってもらい、やりがいを肌で感じてもらうのが一番」。同庁幹部は「警視庁オープンキャンパス~採用フェスタ2015」と銘打って職場説明会を初開催した理由を話す。

 会場の進行役はサッカー・ワールドカップ予選の際に軽妙な誘導で話題になった「DJポリス」。校舎中庭ではSP(警護官)の車列警護や白バイ隊のドリル走行を実演し、講堂に設けられたブースではアルミニウム粉末などを使って瓶についた自分の指紋を採取する鑑識体験も行われた。

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