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【映画オタク記者のここが気になる】ダウン症児が好演の『カフェ・ド・フロール』 「障害者が演じる」ことの意味

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【映画オタク記者のここが気になる】
ダウン症児が好演の『カフェ・ド・フロール』 「障害者が演じる」ことの意味

映画「カフェ・ド・フロール」の撮影現場で、ヴァネッサ・パラディ(左)らに演出の指示をするジャン・マルク・ヴァレ監督(右)。ダウン症の子役の表情があどけなくてかわいい

 4年前に閉館した恵比寿ガーデンシネマ(東京・渋谷)が28日に「YEBISU GARDEN CINEMA」としてリニューアルオープンする。開館記念作品はカナダ・フランス映画「カフェ・ド・フロール」。監督・脚本は「ダラス・バイヤーズクラブ」や「Wild(原題)」で昨年と今年のアカデミー賞をにぎわしたジャン・マルク・ヴァレ。1969年のパリで1人息子と生活するシングルマザーのジャクリーヌ(ヴァネッサ・パラディ)と、2011年のカナダ・モントリオールで妻と別れ新しい恋人と付き合っているDJの男(ケヴィン・パラン)の物語が並行して描かれ、時空を超えた2つの人生に驚きの結末が訪れる。

 ヴァレ監督にこの映画を撮った理由について聞くと「愛の純粋さと偉大さが描きたかった」と語った。2つの物語をつなぐのは、監督お気に入りの曲「カフェ・ド・フロール」。ほかにピンク・フロイドやシガー・ロスなどの曲が使われている。この映画について語るとき、監督と音楽との関係性にアプローチするのが本筋だろうが、個人的にもっと興味が引かれたのは、ジャクリーヌが溺愛している息子ローランがダウン症児だということだ。

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