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【ビジネス解読】中国期待“夢の国”上海ディズニーランド開園延期 懸念される香港の“悪夢”再来「服脱ぐな」「用足すな」

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【ビジネス解読】
中国期待“夢の国”上海ディズニーランド開園延期 懸念される香港の“悪夢”再来「服脱ぐな」「用足すな」

2011年4月に開かれた上海ディズニーランドの着工式典の様子(ユーチューブから)

 さて、話を上海ディズニーランドに戻そう。上海ディズニーランドの計画が持ち上がったのは今から約10年前。当初は2008年に開園予定だったというから、計画はどんどん後ずれしているわけだ。

 2011年に公表された全体計画によると、上海浦東地区の410ヘクタールの敷地に、テーマパーク1施設、ホテル2施設などを建設する。直接投資額は245億元(約4655億円)。年間1000万人の来場者を見込み、チケットの売り上げだけで20億元(約380億円)、宿泊や飲食、交通なども含めると経済効果は年間160億元(約3040億円)に上るという。

 プロジェクトは、ウォルト・ディズニー社と、上海市政府が運営する不動産・旅行・メディアの複合企業体「上海申迪集団」が、開発企業2社と管理会社1社を共同で設立して実施する。管理会社の持ち株比率がディズニー70%、上海申迪30%なのに対し、開発会社のそれはディズニー43%、上海申迪57%となっているのが目を引く。WSJはこの点を踏まえて、「ディズニーがすべてを掌握しているわけではない」と指摘し、今回の計画遅れの遠因になっていることを示唆している。

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