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【経済インサイド】ソニーとサムスンが手を組んだ 消える据え置き型ゲーム機 ゲームの未来は「クラウド」

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【経済インサイド】
ソニーとサムスンが手を組んだ 消える据え置き型ゲーム機 ゲームの未来は「クラウド」

サムスン電子のテレビに直接、コントローラーをつないでゲームを楽しめる「プレイステーション ナウ」。米家電見本市でも注目度が高かった=1月7日、ラスベガス

 1月に米ラスベガスで開かれた国際的な家電見本市「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)」。CESのブースでは、各社自慢の最新の家電製品や携帯機器などが展示されていたが、中でも目を引いたのが、テレビに直接つないだコントローラーでプレイステーション(PS)3のゲームを楽しむ来場者の姿だった。いつもあるはずの据え置き型ゲーム機は見当たらない。据え置き型ゲーム機向けにつくられた本格的なゲームをテレビとコントローラーだけで楽しめるようにしたのは、ネット上にデータを保存する「クラウド」技術だ。サービスはすでに米国で提供されており、将来的にはゲーム機が存在しなくなると予想する関係者は少なくない。

あるのはテレビとコントローラーだけ

 「ノー・コンソール・リクワイアド(ゲーム機を必要としない)」

 韓国サムスン電子のブース内には、このような説明が掲げられていた。

 PS3はソニー子会社、ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)の製品。サムスンのテレビでそのゲームができるようになる背景には、ソニーの戦略がある。

 ソニーは1年前のCESで、ゲームのストリーミングサービス「プレイステーションナウ」を米国で始めると発表した。これは、インターネット上でゲームをレンタルするサービス。動画配信サービスなどでお金を払うと一定期間、映画などを視聴できるサービスがあるが、そのゲーム版と考えればわかりやすい。ソニー以外の会社のソフトを含め、200本以上が対象という。

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