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【疑惑の濁流】「ニートの俺が1000万超え」ステマで釣る「バイナリー投資」の罠…のさばるモグリ業者、トラブル急増の現実

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【疑惑の濁流】
「ニートの俺が1000万超え」ステマで釣る「バイナリー投資」の罠…のさばるモグリ業者、トラブル急増の現実

 「100万円くらいなら稼ぎ方教えます」「簡単に誰でももうかります」。インターネット上には、こうしたうたい文句が蔓延(まんえん)している。ドルやユーロなどの通貨について相場の高低を予想して売買を行う「バイナリーオプション」と呼ばれる金融取引に誘導するものだ。しかし昨年の夏以降、この取引をめぐり全国の消費生活センターへのトラブル相談が急増。無登録の海外業者の参入や、一見して広告に見せかけない「ステルスマーケティング(ステマ)」の横行が背景にあるようだ。(田中俊之)

「簡単にもうかる」ネット情報に釣られ…

 「簡単に誰でももうかる」。国民生活センターに相談した40代女性は、インターネット情報でバイナリーオプションに興味を持ち、取引を開始。担当者から「投資金額と同じ額をプレゼントする」と言われ、10万円を入金した。

 途中でやめたいと考え業者に連絡すると「600万円分の取引をしないと解約できない」と告げられた。それでも「解約する」と態度を固持すると担当者から「免許証、公共料金の領収書、クレジットカードの両面を写真に撮って送るように」と言われ、指示通りに送信。しかし、その後、業者と連絡が取れなくなったという。

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