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【朝鮮半島ウオッチ】拉致再協議 日本は騙されていないか、「徐大河」は本当に権限あるのか…愚弄?北の不自然対応に重大疑惑

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【朝鮮半島ウオッチ】
拉致再協議 日本は騙されていないか、「徐大河」は本当に権限あるのか…愚弄?北の不自然対応に重大疑惑

 「拉致解決、強い決意を最高指導部に伝えた」と日本政府が胸を張る拉致再調査協議だが、早くも北朝鮮側の対応に重大な疑惑が浮上した。軍服に星ひとつ(少将)を付けて現われ、秘密警察の国家安全保衛部副部長を名乗る徐大河・特別委員会委員長について、韓国の専門家が「少将で保衛部副部長はあり得ないこと」と指摘しているのだ。保衛部の現トップ、金元弘部長は星4つの大将で、金正恩体制初期の保衛部第1副部長だった禹東測氏(粛正か死亡で現在は行方不明)も大将だった。保衛部には副部長が複数とされるが通常は上将(星3つ)とされる。日本は騙されているのか?(久保田るり子)

「特別調査委員会」に実態はあるのか?

 疑惑を指摘したのは2005年に脱北するまで北朝鮮労働党の工作機関、統一戦線部幹部で、北朝鮮の権力機構の内情に詳しい張真晟氏だ。

 「国家安全保衛部に星ひとつの副部長などあり得ない。保衛部副部長は上将(星3つ)、局長が中将(星2つ)だ。少将は局長以下で幹部などではない。日本は北朝鮮側に騙され、愚弄されているのではないか。徐大河氏が、保衛部に所属しているかどうかについては私は確認できない」(張氏)と述べている。

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