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【日本の議論】“寒く”なる東京 計測値「大手町→北の丸公園」移動で“最低気温1・4度低下”の不可思議

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【日本の議論】
“寒く”なる東京 計測値「大手町→北の丸公園」移動で“最低気温1・4度低下”の不可思議

木々に囲まれている北の丸公園の地上気象観測地点。最低気温がこれまでより低くなる=東京都千代田区(東京管区気象台提供)

 日本の真ん中「東京」の平均気温が、12月から低くなる。気象庁は12月2日から、「東京」として発表している気温や降水量の観測地点を、現在の気象庁本庁(東京都千代田区大手町)から同区北の丸公園に移転する。同じ区内で約900メートル移るだけだが、周辺環境の違いから、最低気温の平年値が1・4度下がり、熱帯夜の日数は半分以下になる見込みだ。だが、「それもやむなし」と気象庁。移転の背景には、進む都内の再開発があるようだ。(加藤園子)

西に約900メートルの引っ越し

 気象庁の地上気象観測地点は、離島を含め国内に約150カ所ある。東京都内には、「大島」「父島」「八丈島」「南鳥島」「三宅島」の5島と、唯一本土の「東京」の計6地点がある。現在の「東京」の場所は、千代田区大手町の気象庁本庁の敷地内。これを12月2日から、西に約900メートル離れた北の丸公園内に移すことが決まっている。

 現在の「東京」の地上気象観測点では、降水量、気温、蒸気圧、露点温度、相対湿度、雪、気圧を観測しており、新しい場所でも引き継ぐ。このほか、風、日射量、日照時間もあるが、これらはすでに平成19年11月から北の丸公園で観測し、「東京」として公表していた。

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