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復興に「ご当地グルメ」の力を 岩手・陸前高田や釜石で熱視線

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復興に「ご当地グルメ」の力を 岩手・陸前高田や釜石で熱視線

 東日本大震災の被災地で、ご当地グルメを核にした産業の「6次化」が進んでいる。6次化とは、農水産業などの第1次産業と加工業の第2次産業、観光やサービス業などの第3次産業を足し合わせた造語で、各産業が連携し、それぞれの底上げを図る取り組み。産業が復興しつつある一方で、人口流出や震災の風化などによる交流人口の減少に歯止めをかけるのが狙いだ。(高木克聡)

青森「深浦マグロステーキ丼」仕掛け人

 岩手県陸前高田市で3日、観光関連の調査研究機関、じゃらんリサーチセンターの中田博人さん(54)がご当地グルメで地域活性化を目指す講演会を開き、飲食店主や商工会関係者ら約30人が成功の秘訣に熱心に耳を傾けた。

 中田さんは、青森県深浦町のご当地グルメ「深浦マグロステーキ丼」の仕掛け人で、ホタテとワカメを使った丼の開発をアドバイス。再来年3月までに商品化するプロジェクトへの参加を呼びかけ、「ご当地グルメは地域活性の手段。10年続いて1人前。農商工連携が大切になる」と熱心に訴えた。

 釜石市では、水産加工会社や酒造会社など、市内の5社が任意団体「釜石六次化研究会(釜六)」を設立、市場に出回らない地元ならではの素材を使った海鮮中華まんじゅう「海(うみ)まん」の開発を続けている。

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