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名護市市議選、市長派が半数 辺野古反対は過半数

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名護市市議選、市長派が半数 辺野古反対は過半数

沖縄県名護市議選で当選を決め、支援者らと万歳する辺野古移設容認派の宮城安秀氏(中央)=9日深夜、名護市 沖縄県名護市議選で当選を決め、支援者らと万歳する辺野古移設容認派の宮城安秀氏(中央)=9日深夜、名護市

 沖縄県宜野湾(ぎのわん)市の米軍普天間飛行場を名護市辺野古に移設する計画が争点となった名護市議選(定数26)は9日投開票された。辺野古移設を事実上容認する渡具知武豊(とぐちたけとよ)市長を支持する勢力が半数の13議席を獲得した。ただ、渡具知氏支持の公明党候補は辺野古移設に反対しており、反対派が過半数の15人に達した。

 13日には県知事選(30日投開票)の告示を控えており、普天間飛行場の受け入れ先である名護市での選挙結果は知事選にも影響を及ぼしそうだ。

 渡具知氏は10日午前、名護市役所で記者団に「現有議席を守ったことは強い意義がある。県知事選挙への弾みになるという考え方もできる」と述べた。辺野古移設に関しては、県の埋め立て承認撤回に法的対抗措置を取る政府方針を踏まえ「裁判の推移を見守っていく立場に変わりはない」と語った。

 渡具知氏は自民、公明両党と日本維新の会の推薦を受けて今年2月に初当選した。米軍再編交付金を財源とした給食費や保育の無償化を進める渡具知氏の市政運営も争点となった。市政野党は改選前から1議席減らし、13議席となった。このうち当選者3人は渡具知氏に是々非々の立場を取っている。

 選挙戦には32人が立候補していた。自民、公明両党は過半数の14議席獲得を目指したが、市長支持派は17人が乱立した。投票率は前回(平成26年)から5・36ポイント減の65・04%で、過去最低を記録した。

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