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【自民党総裁選】あちこちではや不協和音 安倍陣営=「船頭」多くて混乱 石破陣営=ベテランと中堅に亀裂

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【自民党総裁選】
あちこちではや不協和音 安倍陣営=「船頭」多くて混乱 石破陣営=ベテランと中堅に亀裂

 自民党総裁選(20日投開票)の告示を7日に控え、安倍晋三首相(党総裁)、石破茂元幹事長の両陣営で早くも不協和音が響いている。党内7派中5派が集結し、国会議員票の7割強を固めた安倍陣営は「船頭多くして船山に登る」状態に陥り、足並みがそろわない。石破陣営では、首相批判で存在感をアピールしたい中堅と、総裁選後を見据え穏便に矛を収めたいベテラン勢のさや当てが始まった。(水内茂幸)

選対発表見送り

 「首相を支持する議員の名簿を早急に提出してもらえますか」

 8月31日、党本部で開かれた安倍陣営の合同選対本部の準備会合。萩生田光一幹事長代行がこう求めると、岸田派(宏池会)事務総長の望月義夫元環境相が「まだ海外にいる議員がいるので…」と待ったをかけた。他派の幹部は白けた表情となり、気まずい雰囲気が漂った。

 陣営は9月3日に選対本部発足式を予定するが、役員の発表さえ見送られた。

 原案では、橋本聖子参院議員会長が本部長、甘利明元経済再生担当相が事務総長、萩生田氏が事務局長を務める予定だが、顧問には麻生太郎副総理兼財務相や二階俊博幹事長ら領袖(りょうしゅう)級がずらり。本部長代理5人、副本部長9人、副事務総長6人、常任幹事12人、事務局次長14人。その陣容を知った中堅は「こんなに船頭が多かったら、今後ますます混乱するぞ」と嘆いた。

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