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【自民党総裁選】出馬断念の野田聖子総務相、求心力低下で3年後も道険し

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【自民党総裁選】
出馬断念の野田聖子総務相、求心力低下で3年後も道険し

自民党総裁選への出馬断念を正式に表明する野田聖子総務相=31日午後、国会内(春名中撮影) 自民党総裁選への出馬断念を正式に表明する野田聖子総務相=31日午後、国会内(春名中撮影)

 9月の自民党総裁選への立候補を目指していた野田聖子総務相が31日、平成27年の前回総裁選に続く2度目の出馬断念に追い込まれた。今回は、自身に関係する情報公開請求の漏洩(ろうえい)問題が推薦人を集められない一因となっただけに、意欲を示す3年後の総裁選出馬への道のりも極めて厳しい。

 野田氏は昨年8月の入閣直後から「必ず出る」と宣言し、今年初めに出演したBS日テレ番組では、立候補に必要な国会議員20人の推薦の確保について「(自信は)150%くらいある」と述べていた。

 しかし、今年7月、野田氏の事務所に関する朝日新聞社の情報公開請求をめぐり、野田氏がメディアとの懇親会で請求内容を漏らしていたことが発覚。情報公開担当の閣僚として「自覚が足りない」との批判を浴びた。

 野田氏は8月下旬になっても「石にかじりついてでも」と粘る姿勢を見せたが、最終的に今回確保できた推薦人は「10人前後」(側近)にとどまった。浜田靖一元防衛相や小此木八郎国家公安委員長ら側近議員が「これ以上踏ん張れば傷口を広げるだけだ」と判断し、月内の撤退を勧め、野田氏が受け入れた。

 野田氏はこれまで派閥に否定的だったが、厳しい現実を突き付けられ「自民党が多様性を保てるよう仲間を集っていける拠点は必要だ」と、自身を支持するグループ結成の可能性を示唆した。

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