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【谷山雄二朗のばかモン英語塾】(49)AIロボット先生は、英語教育を悪化させる Read Books Aloud!

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【谷山雄二朗のばかモン英語塾】
(49)AIロボット先生は、英語教育を悪化させる Read Books Aloud!

谷山雄二朗氏 谷山雄二朗氏

 GoogleのCEOだったエリック・シュミット氏が、「大量の情報が繰り返し脳にインプットされることは、DEEPER THINKINGに影響を与えている」と、デジタル時代へ警鐘を鳴らしたのが2009年。現代人は、深く考えることが出来なくなっているというのだ。それから間もなく10年、現代人のスマートフォン中毒は深刻である。

 12歳から15歳の日本人に必修教科とされている英語が、2020年からは10歳つまり小5から教科となる。私は8歳の時に父の仕事の関係で南オーストラリアに引っ越したので、英語の成績表がついたのは、小3だ。オージーしかいない現地校で死に物狂いで学んだ経験から言わせてもらうと、「成績がつくから勉強する」というのは本当だ。アジア大会で金銀銅メダルがあるように、自分の立ち位置がわかるからだ。

 だから、「成績はつけないが英語で遊ぶ外国語活動を小3から」という文科省の方針は国民を無知蒙昧とさげすんでいるに等しい。

 先生も子供も、まじめにやるわけがない。これを時間の無駄という。フランスのAFP通信の記事“Japan eyes AI robots in class to boost English” (8月21日付電子版)によると、「文科省は来年度から2億5千万円かけ、先生と子供の英語力を強化すべく500校にAIロボットを配置する」らしい。さらに「学生の致命的に弱い英語の口頭・筆記力を改善すべく、また各生徒の発音チェックは先生にできないので、ロボットにさせる」という。

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