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【目良浩一の米東海岸レポート(3)】海外で慰安婦問題の理解が進まない理由は日本政府の「ダブルスタンダード」にあった

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【目良浩一の米東海岸レポート(3)】
海外で慰安婦問題の理解が進まない理由は日本政府の「ダブルスタンダード」にあった

米カリフォルニア州グレンデール市にある慰安婦像=2014年1月 米カリフォルニア州グレンデール市にある慰安婦像=2014年1月

 その根本原因は、政府が採る「ダブルスタンダード」にある。日本側が謝罪し金銭を支払ったというので、委員たちは、日本政府も罪を認めたので「有罪」と考えるのである。加えて、性奴隷ではなかったといえば、「免罪」を意味するようであるが、委員たちは矛盾するこの説明をどのように解釈すればよいか判断できなくなるのである。つまり、謝罪と金銭の支払いは罪を認めたことを意味するが、その罪を認めた側が同時に「性奴隷ではないから罪ではない」というのは理屈が通らないのだ。

 日本政府は、国連および国際社会に対して一貫性のある説明をする必要がある。それは、今までの謝罪が認識の過ちに基づいたものであったと公言し、慰安婦は民間業者による売春活動の一環であること。さらに当時の社会ではそれが合法的な商業活動であったと主張することで、日本政府をとがめる根拠はないとするものだ。「日本無罪論」を首尾一貫主張することが必要である。

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