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【自民党総裁選】安倍首相26日に正式出馬表明 地方重視、鹿児島で 「昨年衆院選の公約実行」

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【自民党総裁選】
安倍首相26日に正式出馬表明 地方重視、鹿児島で 「昨年衆院選の公約実行」

 安倍晋三首相  安倍晋三首相

 安倍晋三首相(自民党総裁)は、26日に訪問予定の鹿児島県で党総裁選(9月7日告示、20日投開票)への出馬を正式に表明する方針を固めた。出馬の理由について「たった11カ月前の衆院選で国民に約束した公約を実行していかねばならない。6年前の総裁選に出馬した際の志を支える気力、体力はいまだに衰えていない」などと訴える考えだ。複数の与党関係者が22日、明らかにした。

 総裁選では、石破茂元幹事長が10日に出馬を表明している。首相は圧勝での連続3選を目指しており、鹿児島から出馬表明を発信することで地方重視の姿勢を示し、地方の党員票の上積みを狙う。「地方創生」を掲げ、党員票の獲得に自信をみせる石破氏への牽制もありそうだ。

 首相は25日に宮崎県、26日に鹿児島県を訪問し、農業や畜産業、水産業の視察を行う予定だ。鹿児島では森山裕国対委員長の選挙区で開かれる国政報告会で講演し、党鹿児島県連の演説会に出席する。首相は7月に両県の訪問を予定していたが、西日本豪雨への対応のため見送っていた。

 首相は11日に山口市で開かれた党山口県連の会合で出馬の意向を示した上で「6年前の志を支える気力、体力が果たして十分であるかということを自らに問いながら、最終的に判断をしていきたい」と正式表明を留保していた。その後、山梨県鳴沢村の別荘で静養し、総裁選への対応について熟慮してきた。

 自民党は昨年10月の衆院選で「北朝鮮の脅威から国民を守る」「アベノミクスの加速で景気回復・デフレ脱却を実現する」などの公約を掲げて圧勝した。自衛隊の明記を含む憲法改正を目指すことも公約に明記され、首相は12日の山口県で開かれた長州「正論」懇話会での講演で、秋の臨時国会に自民党案の提出を目指す考えを表明した。

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